■天地自然から導き出された学問
 人は天地自然に抱かれ、決して大自然から外れることはできません。『伝習院・算命学』の基本とするところは、天地自然の中に生かされる人達の無理のない生き方に注目し、データ重視の統計的手法を使用するのではなく、何処までも詳細に自然と人とを対比し分類することにあります。天地自然の姿をそのまま捉え、それらを人の世界に技術的に投影していくのです。

 その部分をもう少し詳しく説明すると、ある特定のエネルギーを所有した人が、最も生きやすい空間と時間に相当する方向および現実エネルギーの位置を調べていくといえます。そこに本人の能力・才能の発揮世界があると定めるのです。決して個人の考えを押し付けるのではなく、あくまでも天地自然から得た答をベースとしていきます。そして、天地自然のままに生きることが無理のない真のゆとりある文化的豊かな人生と判断し、一方では、天地自然を強く逞しく乗り超えることが人類の文明の発展に寄与する人生と判断するのです。

 以上のように、『算命学』では、何処までも天地自然の法則を大きく捉え、大宇宙の法則を基準とし、詳細に、哲理・哲学的に、相手の希望に添った的確な答を出していきます。決して相手に迎合した好い加減な答ではありません。そのため、人生判断があまりにも冷静で、合理的で、時に冷酷で、個人的・私的な情性が感じられません。また、合理的な解釈だからこそ、コンピュータ等への対応を容易にし、無形の運命や運勢世界を数値化できます。しかし、このように答に冷たい部分があるからこそ、算定の場合には、あえて人情味ある説明や対応が望まれるのです。

■個人の人生から国家の未来まで
 『算命学』では、人の種々の要素が網羅され、個人の特性や能力・才能を知ることができます。人の個性を冷静に正しく認識し、可能なことと不可能なこととを即座に察知することは、大きな判断ミスや失敗を未然に防ぎ、真の心の安らぎを与え、ひいては精神的な安定を作り出せます。人間生活は常に時代と社会の変化に晒されています。常に時代と社会の変化動向を察知し、大自然に生きる人達の最も身近な現実の環境を読み取っていくのが『算命学』です。

 『算命学』には、新しい世紀の複雑化する世界に対応できる内容が多くあります。個人の人生、家族身内の世界、会社組織等から国家の在り方や経済動向、政治動向等、全ての分野を見事に分析できます。内容があまりにも多岐に亘る広大無辺なスケールであり、本来、占いという範疇には納まらない学問です。しかし、いきなり広大無辺な学習に取り組むのは大海の一滴に過ぎません。まず、誰にでも親しみやすい占いの範囲からトライしていくのが『算命学』の世界を理解し習得する早道となることでしょう。



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