予知学において
予知学において一番重要なことは、与えられた提議に対して解答があるのですが、その時にどの技術を使えば一番的確に答えが出せるかということになります。
才能を探す場合
これは陽占内の剋線の星を利用する「才能占技」を使用していくわけです。
結婚の良否
@行動範囲の領域設定
A共通干支
共同事業の良否
これは結婚占技のA、つまり共通干支を使用します。共通干支ですから「この人と一緒に仕事をして分かり合えるかどうか」を見ることになります。
個人的仕事の開始時期
これは宿命の東方(年支)の半会、会局、支合の時を選びます。但し天中殺は除きます。
そして共同事業と個人的仕事のスタートは、技術的には同じになります。
また新規事業や就職も入ります。つまり、新しい事を始めるときに使うのです。例えば人を雇ったりする場合には、共通干支があるかどうかで判断します。仕事のスタートは、大運は害であるが年運で半会している場合は、発展も早いのですが、裏切られもするというように両方出てくるのです。
運命は必ず加算方式によって展開するのです。東方が純粋に半会、支合しているならば(天中殺でなければ)、スタートは順調にいくということです。
どんなに才能のない人でも一応は確立出来ます。経営者として失格であっても一応成り立つということです。但し、経営者として失格の人の場合は、次の天中殺が来るまでです。
もし、天中殺で始めたならば、次の天中殺が来るまでの間に消滅します。
移転の良否
これは西方日支の半会、会局、支合が回ってくるときで、天中殺を除きます。これはあくまでも住居を基点とします。つまり安住(家庭)や、隠居をしたい場合です。
しかし仕事を発展させる移転とか、目的が仕事である場合の転居は、東方が広がる時がいいのです。
安住の場合、西方を主体とするのは、私生活の上での安住と捉えてください。
運命を改良する場合、また深く考えていく場合、目的を一つずつ消化していくことが望ましいわけです。
今月のおまけ
公的な争い−始める時期
公的な争いは、相手に勝つことが大事なことですから始める時期が大切なのです。
条件@
東方が半会、支合であること。
※注 方三位は使用できません。「方三位」は次元の高さがなく、同じペースで戦うことになり、横広がりになります。これは争いが広がることを意味しています。
まとまりがつかなくなりますので、要注意です。
※注 東方が半会、支合でも、西方の対冲があれば危険です。
宿命にあるのは天性ですから考慮しないでください。
条件A
天中殺を除く。
これは天中殺の年月日を除きます。
条件B
大運天中殺中は、終了前五年間は除く。
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