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 2024年10月   onepoint

【害と病気】
      

 
病は気から=害法の現象
 害があるから必ず病気になるとは限らない。
 病気に罹るときは、対冲と支合(半会)でも病気なります。
 対冲だけでも病気になるときもあります。
 半会または三合会局で病気が発症する場合もあります。
 バランスが大事になります。
 
後天運に回る害
 一過性の不平不満が強いイライラとストレスになります。
人として心が弱い場合
 身弱・あるいは宿命が1人では生きていない人
 一時的な不平不満が自分自身をアンバランスにして、体調を崩してしまうことがあります。
 その結果、害の条件が当てはまる病気を引き起こすことがあります。

発病そのものは二次的現象になり、害法の表出される後天運の半分を経過してから発病し、後天運の害法の算出されるときを遥かに過ぎても病気が快復しないことがあります。


後天運で西方害(日支害)=身内との間に秘密が生まれるとき
 西方は私的世界で、配偶者・家族・身内・個人的世界に不平不満が鬱積するときになります。
 身内の裏切り、身内の隠し事が起きます。
 
 既婚者は、相性占技で判断し配偶者との相性が悪い場合は、害が回るごとに離反度が強まり、さらに対冲・刑が重なると離別の危機となります。


   丙 癸 戊
    亥 申
           年運
           癸 牽牛星 天極星

    戌酉の害
    西方害       ※身弱の宿命…本人が害を受けやすい

 
上記は、身弱の宿命に対して後天運で回る西方害の年になります。
 本人がイライラや不平不満を抱え込んでしまい、ストレスに負けやすい年になります。
 害は陰遁害であり、病気の症状は三焦の害であり、発病を自覚するのが遅れる現象になり、実際に体調を崩すのがその年の後半から翌年に継続されていきます。


陰遁害(いんとんがい)=子-未・亥-申・戌-酉
 
全体が陰気の秋から冬の範囲になり、現象表出がその年の後半から

陽遁害=丑-午・寅-巳・卯-辰
 
全体が陽気の春から夏の範囲になり、現象表出がその年の前半から

戌-酉=害…自律神経・血液・ホルモンに影響
三焦…全体コントロール不能
体のなかでは、自律神経とホルモンが常に連動しながら、互いに協力し合って働いています。バランスが崩れると血液の循環が不足し、あらゆる組織や細胞を危険にさらすことがあり、真っ先に働くのが神経系ルートです。 

戌-酉=天頂害…ノイローゼ・考えが不安定(考えがまとまらない)

     十干=五臓   十二支=六腑

    
十干と十二支を合わせて五臓六腑………五運六気